ジャスタウェイの日記☆

アニメの感想がメインです。

『旅猫リポート』著:有川 浩

2012.11.25 (Sun)
4163817700旅猫リポート
有川 浩
文藝春秋 2012-11-15

by G-Tools

「さあ、行こう。これは僕らの最後の旅だ」

有川浩の『旅猫リポート』読みました。
初めにタイトルを見たときは、エッセイなのかな?と思ったけど、
中身は普通(?)の小説でした。

猫のナナとその飼い主・サトルの物語。
猫好きでも、そうでない人でも引き込まれるストーリーでした。

以下、ネタバレ感想です。
え~読むときはハンカチをご用意ください(苦笑)

序盤まではね~猫バカなサトルが、
昔飼ってた猫と同じようなナナを拾って、幸せそうな感じで。

事情があって飼えなくなったと、
親しい人に新しい飼い主になってもらえないか打診しつつも、
断られてホッとしたり、ナナから断れるよう仕向けたりしたり、
サトルとナナはなんだかんだ息のあった感じでw

だからね~途中までは『阪急電車』みたいに、
人と出会うこと(再会)で、人生に良い変化でも訪れるのかな~
とか思っていたんですよ~
なのに最後、泣ける話になるだなんて!

「そいつからはもう助からないにおいがする!」
余命1年…
残されるナナを思って、新しい飼い主を探していたのか…
結局、叔母さんのところに二人で厄介になることになったけど、
叔母さん、人の機微というか空気の分からない人だったんですね(汗)
そりゃ~色々苦労もあったでしょう;

つーか、血の繋がってないこと言ったり、
面倒見るのを「義務」だとか言ったり、
人の気持ちが分からないじゃ済まされない気も;

叔母さんはサトルのことを「大人びた子ども」だと引き取った時から思っていたようですが、
猫のナナと会話してる時とのギャップがありすぎる(苦笑)
そこだけはちょっと笑っちゃいましたけどね~
でも、ヨシミネに出会ったころのサトルはもうすでに大人びていたし、
猫と接している時だけ、あんなふうなのかな。

少々、スギだけは…
サトルに好きな人をばらして、けん制したスギだけはちょっといただけない気もしますが、
サトルはスギの気持ちが分かっていたからこそ、
昔の告白を持ち出したりしてきたのかな~。
コースケのところも新しい猫によって上手くまとまったようだし、
ギスギスしていたところを、サトルが上手く解消してくれたよね。
サトル、いい奴だ。
まぁ、それにもしサトルに彼女がいたら、まったく別の話になっちゃうしね~。

「僕は最後までサトルの猫でいるんだ!」
「僕は最後までそばにいるって言っただろう?」

しかしナナが!!
まさか家を出てまで、最後までサトルの猫でいてくれるだなんて…
北海道だよ?しかも冬だよ!(汗)
何で迷いもなくノラになれちゃうの!!
どんだけ好かれてたんだよ!

最後の臨終の時も立ち会えて…
「笑顔で別れたかったんだ、あいつ」
サトルの友達が集まってくれたのにも立ち会えて、
ナナは幸せだったかな~
まぁ、叔母さんのためにも知り合いが増えたのはよかったよね。

結局、サトルが亡くなって叔母さんと二人きりになっても、
ナナはあくまでサトルの猫で…
最後は、新しくやってきた猫に生きる技を教えて、おさらばしそうなところで終了。

私はどちらかというと犬派なのですが、
ヤバイ、泣きそう…というか正直泣いちゃいましたよ!!
ダメだわ、動物ものは!
というか、サトルに死がよぎった時に、すでに危うい感はあったけど…
滅多に小説では泣かないのになぁ~泣かされたよ。

恋愛話はなかったけど、もうすごく良かったです!
ナナの語りが全然湿っぽくないところも良かったです。
それでこそ猫でしょう。
って、なんだか意味不明な文章になってきたけど、すごくいいお話でした!


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コメント

サトルです。それだけ気になったので。では
>くならぱ様へ♪
くならぱさん、こんばんは。

> サトルです。それだけ気になったので。では
あ…途中から名前間違えちゃってましたね;
記事訂正させていただきます。
コメントありがとうございました。
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